「サクラぁ!大丈夫?
なにもされなかった???」

蒼空がそんなことを言って
抱きついてきた。


「うんっ♪大丈夫だよ♪」

笑顔で言ったら、
「サクラ、可愛いー///」
と言ってきた。


「可愛くないよっ!!
(無自覚かっby 蒼、海、和、)」


そんな私たちを見て
和……海翔は

「フッ、お前ら面白いな!!」


「珍しいー、
海翔が女の子の前で笑うなんて♪」


へぇ、女の子の前で
笑わないんだ。


「俺、サクラのこと気に入った!
これから、よろしくなっ♪」


そう言って
自分の席に戻って行った。


今なんて言った、
………サクラのこと気に入った。


…………はぁぁぁぁ!!(心の叫び)

「サクラ、「キーンコーンカーンコーン」」


蒼空が何か言いかけた時に
チャイムがなった。


゛じゃあ、後でね゛と言って
自分の席に戻って行った。