七海side

俺はPCを立ち上げ、チャットを開いた。

HNを打ち込むと、Enterキーを叩く。

「skyflowerはーっと…」

俺はスクロールバーを動かして部屋を探す。

………あれ?

俺は小さな違和感を覚えた。胸に小さなしこりが出来るような、本当に小さな違和感だった。

skyflowerの最高定員がいつもは4人になってるのに、今日は2人になっている。

蓮歌がこういうことをするのは、何かあったのか荒らし対策かの2つの時だけだ。

俺は後者でいてほしいと考えながら、俺はskyflowerに入室した。