ー数分後 「ただいまー……」 誰もいない家に、帰ってきたときの決まり文句を言って私は家に入った。 玄関においてある棚(両親の手作り)に靴を置こうとも思わず、玄関に靴を放置したままにすると私はそのまま自分の部屋に向かった。 部屋のドアを開け、リュックを机の上に置く(投げる?)と私は制服姿のまま布団に倒れこんだ。 疲れた……布団に倒れこんだ瞬間、強い眠気に襲われた。 ちょっとだけ……私は眠気に身を委ね、目を閉じた。