ーその後 私は自分の帰路についた。車の多い道路沿いを避けて、山に面した暗い道を歩く。 信頼できる人以外とは、極力関わりたくない。だから、なるべく人の少ない道を選んでる。 「相変わらず暗いな…」 私は小さく呟いた。田舎町だから、不審者の心配はいらない。だから、1人でいても別に怖くはない……と言いたいのは山々だ。 「寒……」 寒さの残るこの季節は、私にとって苦手な季節が残って少し怖く感じる。 私は小さく身震いし、少し早足で歩き始めた。