『人間不信かー俺と付き合えばきっと治るよ?』

『チャラ男は嫌いなのでお断りします』

そんな会話をした。バッサリと言葉を切っても七海さんはなんども話しかけてきた。正直、鬱陶しいと思ったときもあった。

「貴方が自分のこと嫌いってのと、少しずつ知りました」

『綺麗事ばっかりで、結局なにもできない俺が嫌いだ。誰一人救えない』

そう言っていたあなたは、画面越しにひどく悲しい顔をしているのだと思った

「貴方が変態だけど優しいってのも、人間不信な私を変えてくれたのも、skyflowerができたのも、全部貴方がいたからです」