『今日はあたしがお礼のつもりで料理作ってあげる!』 そう言った理央に 『胃薬用意して待ってるわ」 なんて 嫌みを言ったが、楽しみで早く帰ることにした。 「たっだいまー」 いつになくオレは陽気に声を掛けた。 ???あれ返事がない 台所中途半端にして 理央は居ない。 「お帰り」 そして 代わりにそこに居たのは・・・ 妹の桜子 ダンスを習ってて たまにレッスンで早いとき 実家よりここが近いから ここへ泊まりに来るのだ。