「…これ」 そう言って渡されたのは、刺繍のはいったあたしのハンカチだった。 「なんで二宮彼方がこれ…」 「昼休み」 「…?」 「昼休みに屋上で落として帰ってった」 「あ!」 はい と手渡されたその手が ごつごつしてて やっぱり男の子なんだなって思ってたら…