「桃花ちゃん達、まだ班決まってないの?」
「まぁね」
いくら何でも、源ちゃんと同じ班になったら麻琴が襲われちゃうしな…。
「だったらさ、僕達の班に入らない?」
「え、いいの?」
皐くんの案に驚くあたしと、嫌そうにする麻琴。
「あたしは別に良いけど、麻琴はどうする?」
一応、皐くんは源ちゃんみたいに下品じゃないと思うし…。
「桃花がいれば、あたしはどこでもいい」
そう横を向いて言った麻琴。
よく見てみると、頬が赤く染まってる。
「桃花ちゃん、決まりでいい?」
麻琴もok出してるし…。
「じゃあ、お願いします」
あたし達は、皐くんの班に入ることになった。

