「(ふぅー。もー、さっきのギャグ最高!!)」
完全に滑ったと思い落ち込んでる桃花をよそに、麻琴は心の中でそう叫んだそうです。
「ももちゃーん!まこちゃーん!お腹ペコペコだから、ご飯作ってー!」
寮に帰ると、お腹をすかしてるらしい茜ちゃんが、あたし達にすがり付いてきた。
「わ、わかったから…。用意、しててくれる?」
やっぱ先輩にタメ語って、難しいや…。
「ホント!?わーい♪待ってるね〜」
いや、先輩って感じがしない。
「麻琴。とっとと夕ご飯、作っちゃおっか!」
「だね」
二人で相談した結果、今日はナポリタンを作ることにした。

