じゃあ何で、ここまで違いがあるのよー!! よく考えてから、高校決めればよかったな。 壁にスプレーで落書きって、ここは不良高校かっつーの。 「ねぇ、君」 「は、はい?」 突然後ろから声が聞こえてきたから、勢いで返事しちゃった。 振り返ってみると、超イケメンが立っていた。 「君、1年生?」 あまりにもかっこいいから、声がでないから頷いた。 「僕が、案内してあげよっか?」 「あ、お願いします」 あたしがそう言うと、ニコッと笑うイケメンくん。 もう、キュン死にしそう…。