「近藤廉、桃花ちゃんは返すよ。上に、女みてぇな野郎もいるから」 そう言って咲夜くんは、あたしを雑に押した。 「キャアッ!?」 予想してない返し方にあたしは準備ができず、前に転けそうになった。…しかも顔から。 ヤバイって思ったときにはもう遅く、あたしは地面に顔からダイブしてしまった。 普通、桜木くんか廉があたしを受け止めてくれるよね? ちょっと酷くない? 誰も助けに来ないで笑ってる…って、一体どうよ?