入学式が終わり、あたし達は教室に移動した。
「A組の担任になった、小野田翔子[オノダショウコ]です。よろしくね」
小野田先生は、20代半ばくらいの小さくて可愛い先生。
それは置いといて…。
この教室、超カラフルなんすけどー!!
赤、金、緑、茶、青、銀…。
黒髪は、桜木くんだけなんだけど…。
あたしは生まれつき、ダークブラウンの髪色なんだよね。
だから、染めてる訳じゃない。
「そーそー。明日、学級委員決めるからね。それと、自己紹介もするよー。そこんとこ、夜露死苦」
小野田先生、絶対不良の道歩んでたね。
ヨロシクって言ったとき、結構迫力あったし…。
あたし今日から、JKライフをエンジョイ出来るのかな…。

