「あの…」 「あ?」 「………」 やべぇ…。 有り得ねぇくらい、低い声出てしまった。 絶対立花、ビビったよな? それか… 俺に嫌われた とか、思ってたりするのか? 「(あたし、桜木くんに何かしたかな?あたしはただ、お肉を持ってきただけで…。 もしかして、お肉あんまり好きじゃなかったのかな? でもさっき『サンキュ』って言ってたから、嫌いではなさそう)」 だったら、マジでどうしよーか。 俺は立花に気付かれないように、立花をチラッと見た。 立花は真っ青な顔で、ずっと下を向いてる。