×××


「つっつーっつ」


電話の切れた音が家の中に鳴り響く



今さっきの言葉が脳裏に浮かぶ。



‘お父さんが、人を殺したの。多分離婚することになるわ。あなたはお母さんが引き取るわ・・・・ごめんね’



お母さんの悲しげな声、そしてそれと同時に声が震えていた。



私はその場に立ち尽くすしかなかった。



その次の日



私と母は、引越しした。



そして、お母さんは私を育てるために水商売の仕事をするようになった。



学校の中では、みんなが私を‘殺人者の娘’ ‘汚れている’ ‘母は体を売る安い女’ そういった。



私は苦しくて苦しくてめちゃくちゃになるくらいにもがいた。



だけど、周りからの目は変わらない。


辛くて辛くて私の心はズタズタだった。