しばらく経った

私は1番美人の看護婦さんを選んで、色々調べていた。

面白いことに調べたりしていると、別の看護婦さんとよく話すようになったりして、私はお兄さんの言った通り、楽しい入院生活を送り始めていた



そんなある日だった



「蓮実ちゃーん」

広場にいたら声をかけられた

お兄さんだ!

私の胸がドキンとなる

「お兄さん…」

「近くまで来たから顔を見に来たんだ。ここに居たんだ…」

笑顔がカッコイイ!

「いいお天気だから…」

恥ずかしくて顔が見れないよ〜!

お兄さんは知ってるの?私が将来のお嫁さんだって…

「あの…」

「夕くーん!会えた?」

突然後ろから綺麗な人が現れた…

「沢村!会えたよ、サンキュー」

沢村?

お兄さんと似た制服を着ている…

髪が長い、綺麗なお姉さん…

だれ?

「よかったー!こんにちは」

私に向ける笑顔がすごく綺麗だった

まぶしい…

「元気になったか?」

「うん…」

私の頭は真っ白で、何も考えられない

彼女なんだ…

少し何かを話して、二人は並んで帰っていった

私はその姿をただ見送るだけだった…