翌日、お昼頃にお母さんがお見舞いに来た

お母さんは部屋に入るとニコニコしている…

変なの

「昨日夕泰君に遊んでもらったんだって?」

「うん」

「どうだった?」

「どうだったって、楽しかったよ?」

「そう、そうだったの!」

お母さんは満面の笑みで笑った

「何でそんな事聞くの?」

「夕泰クン、カッコイイでしょ?」

「え?」

「蓮実は将来、夕泰君のお嫁さんになるのよ」

…………………

「えぇ!?」

あの人が私の婚約者!?

「あのお兄さんなの!?だって高校生だったよ?」

「今はね!あんたが大人になればちゃんと釣り合うようになるんだから大丈夫よ!」

母は浮かれながら何かを話続けていたけど、私は考えるばかり…

お兄さんが、私の将来の旦那様?

あのお兄さんが…

私は嬉しくてたまらなかった…

あんなに優しくてカッコイイ人が…旦那様

お兄さんは知ってて会いに来てくれたのかな


私の心が次第にお兄さん一色に染まっていく…

いつかまた会いに来てくれる…

そう思うと嬉しくて早く病気を治さなきゃって思うようになった