ピピピピ ... ピピピ... 部屋中に目覚まし時計の音がなりひびいた。 布団から起きあがると、 「 私 」は鏡の前にたち、ほおをパンッパンッ とたたいた。 よし、今日からがんばりますか。 私の名前は、 暁 悠李羽(あかつき ゆいは)。 今日から、最強のヤンキーが集うという 《 私立 大々馬(おおば)学園》 に入学する。 なぜ、この学園に入るかというと―――。