「あっ!あの人ってこないだテレビに出てたモデルさん!?ねぇママっ!」 「そーよ♪あなたもあれぐらいになってもらわないとね」 「....?」 母の言葉に私は首を傾げた。 ただ周りにいるモデルや芸能人に見とれながら母の後ろを歩く。 「姫野さん!!」 前から歩いてきたおじさんは私たちを見るなり声をかけてきた。 .....知り合い....かな? 「待ってましたよ!姫野さんの娘さん! お母さんに似て美人だねぇ... きっと売れるよ!!」