花火~散る記憶~



「俺さー…。中学生の時、大好きで大好きで、仕方ない子がいたんだけど、色々事情があって 別れざるをおえなかったんだ」







安堂くんにそんな辛い過去があっただなんて…知らなかった。

ってか安堂くんも女の子と付き合ったことがあるんだ!



「まぁその子に、繭がソックリなんだ」






「えぇ!?」




「嘘嘘っ んな訳ねーじゃんっ」




安堂くんは、爆笑して寝転がった。

それにつられて私も寝転がった。





夕日の光が私達を 照らす。

芝生の匂いがなんともいい香りがして、懐かしく思った。