【日向】
集合場所のホテルから少し離れたベンチに座って寧音とアイスを食ってる。
懐かしい味と、微かに覚えてる景色に何だか嬉しくなった。
「あたしもそっち食べたい」
「じゃあ交換」
寧音が食ってたアイスは、少し溶けかかってたけど最高に美味かった。
そう言えば、さっきから普通に会話してる…。
ケンカごしじゃない寧音が新鮮に見えた。
「黙ってればカワイイのにな」
「あんたこそ猫被ってれば王子なのにね」
「「あはははははっ!!」」
俺らって似た者同士なのかもしれない。
だからなのか、今の寧音といると何か落ち着く…。
「寧音って身長いくつ?」
「169センチ。日向は?」
「182。まだ伸びるっぽい。昔からずっとデカイ」
「あたしもっ!!」
蓮司がデカいから俺もデカい。
亜香里はミクロだけど。
「彼氏にするならあたしよりデカくなきゃイヤだね」
「じゃあ170以上の男探せ」
「それじゃあダメ。ヒール履いたら越しちゃうもん」
デカい女も大変なんだな。
集合場所のホテルから少し離れたベンチに座って寧音とアイスを食ってる。
懐かしい味と、微かに覚えてる景色に何だか嬉しくなった。
「あたしもそっち食べたい」
「じゃあ交換」
寧音が食ってたアイスは、少し溶けかかってたけど最高に美味かった。
そう言えば、さっきから普通に会話してる…。
ケンカごしじゃない寧音が新鮮に見えた。
「黙ってればカワイイのにな」
「あんたこそ猫被ってれば王子なのにね」
「「あはははははっ!!」」
俺らって似た者同士なのかもしれない。
だからなのか、今の寧音といると何か落ち着く…。
「寧音って身長いくつ?」
「169センチ。日向は?」
「182。まだ伸びるっぽい。昔からずっとデカイ」
「あたしもっ!!」
蓮司がデカいから俺もデカい。
亜香里はミクロだけど。
「彼氏にするならあたしよりデカくなきゃイヤだね」
「じゃあ170以上の男探せ」
「それじゃあダメ。ヒール履いたら越しちゃうもん」
デカい女も大変なんだな。