俺様彼氏とあたし様。

【寧音】



日向がニーナさんと話してたから声をかけられなかった…。



そしたら元気が話し掛けて来て、昔の中学とかの話しをして少し気分を紛らわせた。



元気には申し訳ないけど、今は少しほっといてほしい。



日向に元気と話してる所を見られたくない…。



「寧音!!」

「どうしたの?琉伊…」

「ちょっと…」



そう言って影の方に呼ばれたあたしは琉伊と話した。



「アイツ飲んでた…」

「こんなとこで!?」

「多分他にはバレてねぇと思うし、バレても日向だからうまくやるとは思うけど…。あれはマズイ」

「今ヒナは…」

「俺ん家に帰った。ってか、ちゃんと帰るかわかんねぇ…。止められんのは寧音だけ。マジで荒れる前に止めろよ?」



何飲んでんの!?



あたしと別れたから!?



自暴自棄になって変な事したら日向の夢が…。



「あたし行ってくる!!」

「俺ん家はホテル出て右に向かって歩け。今出たばっかりだからまだ追いつくと思う」



変な事してたらたたじゃおかないんだから!!