俺様彼氏とあたし様。

泣くのを我慢してる寧音は絶対キレてる。



もし逆だったらこれは俺でもキレる…。



だって俺さっきから喋ってねぇんだもん…。



「言い訳なら聞いてやるから5秒以内に言って…」

「あれは…。されただけで…。マジごめん…」

「日向…もう別れる!!」

「は!?待てよ寧音!!」



反対側に向かって走り出した寧音を追い掛けた。



ヒールのくせに早い…。



「寧音!!」

「ヤダ…。離せバカ…」

「マジごめんって…。俺が完璧悪かった」

「顔赤くしてんじゃねぇよ!!日向なんか大嫌い!!」



そう言って泣き出してしまった寧音…。



人目が多くても気にならない。



俺は寧音を抱きしめた。



「別れるとかマジムリ…」

「もうヤダぁ…。何でキスなんかさせんのぉ…。あたしのヒナだもん…」



どうすりゃいい…。



俺ってマジでバカだ…。