俺様彼氏とあたし様。

俺がタクシーを降りてから近付くと笑顔で挨拶をしてきた。



「ネクタイ、曲がってるよ?」



そう言って俺のネクタイを治すニーナさんはマジで美人だと思う。



でも寧音には負ける。



「考えてくれた?」

「あぁ…。やっぱり俺…」



『寧音しかムリです』



そう言おうとした瞬間にネクタイを引っ張られてキスされた。



舌入ってる!!



バッと離れて口を押さえた俺は多分顔が赤い…。



突然の事でビックリしただけ。



何も感じねぇ!!



「何してんの…ヒナ…」

「寧音!?」



最悪なタイミングでドレスアップした寧音と桜が来た。



有り得ねぇ!!



言い訳するべき!?



「日向君って甘い。じゃああたしは先に行くね?」



何だよアイツ!!



俺のネクタイを再度整えたニーナさんはホテルの中に入って行った。



泣きそうな寧音と怒ってるっぽい桜…。



ハンパなくヤバイ…。