俺様彼氏とあたし様。

段ボールを抱えたまま教室に入ると俺の机の上には更にでかい箱に山盛りのチョコが入ってた。



授業の邪魔だったらしいな…。



「日向、俺が収納してやったんだから感謝しろよ!?」

「それより柊太、俺に感謝した方がいいと思うぞ?」

「何で…」

「本命からチョコゲット出来るカモ」

「んなわけねぇじゃん。だってアイツ…」

「まぁ楽しみなよ。今からのバレンタイン」



やっぱり柊太は先生にマジらしい。



すげぇ暗い顔してるし。



柊太はどうでもいいや。



俺は寧音から貰えるのかが心配だ…。



「分けてよ日向…」

「ん?チョコ?何個でもやるよ。でも受け渡しはバレないように放課後な?むしろ欲しい奴かき集めてきてくれたら有り難い」



毎年恒例行事になりつつある手紙ナシだと思われるチョコの配布。



マジ助かる…。