俺はこれからも『日向』であって『蓮の息子』じゃなくていいんだよな!?



「でもNeneはもらうよ?」

「は!?何言ってんだよ。あんたのおかげで俺は欲求不満なんだよ。溜まってる俺は何すっかわかんねぇぞ?って、笑ってんじゃねぇぞ蓮司!!」



何も解決してねぇじゃん!!



俺の努力はどうなんだよ!!



「本当に親子なんだな!?実は蓮さんが俺に会いに来るまで確信はなかったんだよ!!Neneにかまかけたら話しデカクなってさぁ。マジ参った!!」

「はぁ!?殺すぞセナさん…。ってか蓮司のせいでバレてんじゃねぇかよ!!しかも寧音まで知ってたって何!?知らなかったの俺だけなの!?」



頷く蓮司とセナさんを思い切り殴った。



当事者の俺だけかやの外って有り得なくね!?



信じらんねぇ…。



「寧音に手出したら殺すからな。」

「はぁ…。まぁいいか。女は山のようにいるんだ。でも隙あらば奪っちゃうよ?」



懲りねぇ奴だな…。