俺様彼氏とあたし様。

そしてついに旅行に行く日が来た。



昨日までのハード過ぎる仕事のおかげで俺はヘトヘト。



全然寝た気がしねぇ…。



でも今から飛行機に乗るから着くまでは寝る予定だ。



「日向、着いたら海に入ろうね!!」

「おぅ…」



多分帰りは琉伊ん家のプライベートジェットだから更に楽。



席に座ってさっそく寝た。



ヒロが騒いでたけど、そんなの知らん。



「ナ…ヒナ。おりるよ?」

「もう着いたのか…」



スッキリ起きれたのは、寧音が『ヒナ』って呼んだからだ。



すぐに寧音とヒロと飛行機をおりた。



今日から2泊するのは、海の近くのリゾートっぽいコテージ。



街に出なきゃ俺らしかいないって言う最高の場所。



タクシーに乗って蓮司達のいる所へ向かった。



「また寝る…。夜の為に」

「そんなに疲れてんのか?」

「この日の為に仕事詰めたから…」



忙しいはずのヒロはケロッとしてた。



俺って蓮司に似て身体弱い系?