輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】




―――慧side―――





「さぁ、次がラストだ。1位は…皆の予想通りだ。」












「神崎 結衣!」






「文句なしの1位だな。結衣のやつ、過半数以上票集めやがったからな…」





「結衣さんすげぇ!」



「さすが結衣!」



「リーダーシップ、かなりありますからねー」





下の奴等は予想通りの奴の圧倒的勝利に騒いでいた。






しかし、肝心の主役が一向に現れないので、全員が顔を見合わせた。




「まさか…?」





その時、俊が小さく呟いた声が聞こえた。