帰らないと言ったものの…眠い。 うつらうつらしながら必死に意識を繋ぎ止める。 「7位、北沢 隼。」 「うぉっしゃ!」 「お前すげぇな!」 「俺、お前に入れたからよかったぜ!」 盛り上がる声が、遠く感じる。 そして、あたしは意識を手放した… ―――結衣side end―