輝龍―伝説篇―【気まぐれ更新中】






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ブウン、ブンブンブン…





250人分のエンジン音が響き渡る。





「行くか。」





あたしの一言が合図となり、全員が走り出す。





特攻服が翻り、風を感じる。





みんな適度な緊張感を持って…





「結衣~?チュッパチャップス持ってない?」





いなかった。バイクでチュッパチャップスは危ないだろ…





「やっぱバイクだよな!バイクは神だぜ!」





お前もか、慧。バイク馬鹿が、公道で技を披露している。





輝龍の奴はみんな口々に「慧すげぇな!」「今度教えてくれよ!」と慧を誉めまくっている。





おい、ここには、

真面目な奴はいねぇのか!?