イケメン御曹司とラブ甘同居

「とりあえず車に乗りなさい」

「はい…」


親父は仲井実乃里を、車に案内する。

俺は着ているコートを脱ぎ、仲井実乃里に着せようとすると…




親父が俺と同様、仲井実乃里に自分のコートを着せている。

先を越された…




「いつからここにいたんだ…?」

「…6時くらいからです」

「!」


6時!?

もう12時回ってんだぞ!?





「そんなに?」

「夕方…お家の方に伺ったんですけど・・留守だったので…」