イケメン御曹司とラブ甘同居

『仲井 実乃里』

その名前を聞いた途端…親父の顔つきが変わった。




「実乃里…ちゃん…」


親父は仲井実乃里の顔を、何度も確認する。



「大きくなったな…」




少し目が潤んでいる親父。




「…篠倉裕一郎さん・・ですか?」

「ああ。私は篠倉裕一郎だよ。君のお父さんとお母さんの友人だ…」

「…良かった・・会えた…」


ひと安心したように、胸を撫で下ろす仲井実乃里。