イケメン御曹司とラブ甘同居

やっぱり…!

さっきの……仲井実乃里だ!


その女は間違いなく仲井実乃里だった。


仲井実乃里は、寒さで鼻や頬が真っ赤になっていた…




「あのさ……」


ガシッ





俺が話そうとすると…仲井実乃里は、俺の腕をつかんできた。




「あ、あのっ…私、仲井実乃里!・・・お母さんが心咲で…あの・・あんたの…お父さんが……」


……!

寒さで体や顔…声までもかじかんでしまっている仲井実乃里。






「とりあえず…立ちなよ…」


俺は仲井実乃里を立たせ、頭や服についた雪を払う。




「…どうしたんだ?」




すると、車から親父が降りてくる。




「あ、あのっ…」


すると仲井実乃里は、親父に駆け寄った…




「き、君は…もしかして……」

「私…仲井実乃里です!仲井心咲の娘です」

「……!」