イケメン御曹司とラブ甘同居

ゆっくりと車が進む中…やっとホテルのロータリーから出ようとしている瞬間…


目に止まったのは、

ロータリーの入り口でうずくまる女の姿…




こんな雪の日に…

どうしてこんなとこに…?


しかも頭に、雪が積もってる・・





ん…?

あれって……


そのうずくまっている女の服装に、なぜか見覚えがあった俺。



記憶はまだ新たらしい…



でも、留美でもない。

さっきエレベーターで会ったしおりでもない。



…と、いうことは・・




「根岸(ねぎし)さん!止まって!」

「えっ!あ、はい!」


根岸さんとは、運転手の名前。

車はぎこちなく止まった…






「…どうした?おい!南朋っ」