実乃里side


記憶が戻って、南朋と付き合ってから…少しだけ時が経ち…今日は新学期!

私たちは高校2年生になりました。




「実乃里ーー!また一緒のクラスよーーー♪」

「ほんと!?」


クラス表を見に行った虎之助が、嬉しそうに帰ってきた。




「嬉しい!」

「また一緒!」


私と虎之助は、ぎゅっと抱き合う。




「ちなみに…あんたのダーリン♡とも一緒だったわよ♥♥」

「えっ…」


ダーリンて……




「おい。いくらなんでも、抱き合うのはダメだろ(汗)」

「南朋!」


振り向くと…南朋が、やや不機嫌な顔をして立っていた。




「あーら、ごめんあそばせぇ♪でもね…実乃里は、あんただけの物じゃないこと忘れないでよね♥私の大事な親友なんだからぁ」


虎之助・・(汗)