『どうせみょうじがかわるなら、いまからわかってたほうがいいじゃん!』

『…そうだね!じゃあミノリ、ナオとけっこんする♪』

『そうしな』

『やくそくだよ?』

『うん』


俺と実乃里は、指切りをした。



思い出した…

このとき、俺は実乃里のことが好きだった……


だからうまく実乃里を乗せて、結婚の約束をしたんだ…


実乃里が大好きだった。

ガキの俺だったけど…本当に大切だった・・・



間違いない…

俺はガキの頃・・確かに、ここの部屋によく来ていた…


ガキの頃の、実乃里と一緒に…