イケメン御曹司とラブ甘同居

「大丈夫っ。ちょっと寝不足なだけだから…寝れば治るよ」


そう言って、実乃里は無理やり笑顔をつくっていた。




「ならいいけど…なんかあったら言えよ?


「うん、わかってる」

「お前この部屋でいい?」


俺は2階の、1番手前の部屋のドアを開けた。




「うん、ありがとう。じゃああとでね」

「ああ…」


実乃里は、部屋に入ってドアを閉めた。



さて…

俺は実乃里の隣の部屋にするか…



ドアノブに手を伸ばしたとき……

俺は、ふとある部屋のドアが気になった。



ん……?

あれ…


それは、1番奥の部屋。

俺はなんとなくその部屋に近づく。




なんだろ…


他の部屋のドアと、なんにも変わらないのに…

このドアがすごく気になる・・



俺は思いきって、そのドアを開けてみることにした。