イケメン御曹司とラブ甘同居

私は片付けちゃおうかな…


食器やグラスをお盆に乗せ、キッチンに運ぶ。

すると南朋が、キッチンに入って来た。




「お前平気なの?」

「え?」


平気って…?



「初詣だよ。そうゆうの、好きって感じじゃないじゃんお前(汗)」

「・・・(汗)」


南朋の鋭い読みに、体はギクッと反応する。





「俺が断ってやろうか…?」




「い、いいよいいよ!そんなことしなくて…」


そんなことしたら、感じ悪いし…




「…でも・・」

「私…初詣って、あんまり行ったことないし・・たまには行ってみたいかなーって…」

「…そうか?」

「うん!行こうよ、初詣」



ここまで南朋に気を使わせてるなんて…