イケメン御曹司とラブ甘同居

「大晦日に、人んちに来て、しかも人んちの飯食うって、どんだけなの?」


冷めたような口調の南朋。




「大晦日に大人しく家にいて、年越しそば食べる年齢じゃねえだろ」

「…俺はそうしとうとしてたけど」


2人の会話に、ぷっと笑ってしまう…





「だから〜俺んちは違うってこと。親と一緒にいたって、ちっとも面白くねえもん。今時、親と仲いいのは南朋のとこくらいだろ」

「うちは、親父がたまにしか日本に帰って来ないからな」

「羨ましいよな〜親とたまにしか顔合せなくていいなんて…だってさ…」

「渉」