「裕一郎さんが帰ってくることに、興味ないの?」

「興味ないわけじゃねえけど、親父がいたらいたで、うるさいからめんどくさいんだもん(汗)」


いない方が、正直楽(笑)




「そんなこと言って…(汗)裕一郎さんが聞いたら、悲しむよ」

「ないない。多分笑って終わるよ」

「…そうかなぁ」


口を尖らせる実乃里。



あれ以来、実乃里とはよく話すようになっていた。

実乃里は俺に、日に日に色んな表情を見せてくれる…


俺に、心を開いてくれたのか…

そう思いたい。



あと変わったこと。


それは、俺の実乃里に対する気持ち。