イケメン御曹司とラブ甘同居

「あ、いいのいいの。裕一郎さんから、もうもらってるから」

「え?」


親父から?




「1週間くらい前に、裕一郎さんから連絡が来て『クリスマスは、南朋になにか美味しいものを作ってやってくれ』って言われたの。でね。クリスマスプレゼントも送ってくれて、それがさっき届いたんだよ」

「・・・・」


また、親父に先を越された(汗)




「南朋のプレゼントもそこにあるよ」


実乃里が指を指した先に、大きな箱が置かれていた。




…なんだ。

親父から言われたのか。


若干がっかりしながら、実乃里が作ってくれた料理を食べた。




「今日は私も食べちゃお。クリスマスだし、いいよね」