私も料理に手を伸ばした。



「本当!?なんだぁ、なら人目会いたいな!」

「え?」


南朋に…?




「ほら…この前、いじめっこからかばってくれたじゃない?まあ、私を助けようと思って、助けたわけじゃないけどさ…結果的には、助けてくれたから…ちゃんとお礼が言いたくて…」

「虎之助…」


虎之助の気持ちはわかるけど…




「でもな…ってことは、私から・・話しかけるんだよね(汗)?」

「ん?」


首を傾げる虎之助。




「家では…私からは、あんまり南朋に話しかけないの(汗)」

「そうなんの?なんで??」