「そんなことないよ!私…虎之助くんのカミングアウト聞いて、正直今は驚いている。でも虎之助くんのことキモいなんて思わないよ。むしろ嬉しい!」
「“嬉しい”?」
「うん!だってこの学校に転校してきて、私とまともに口聞いてくれたのは、虎之助が初めてだよ?そんな人のことを、キモいなんて思うわけないじゃん」
「……!」
顔を上げ、キョトンとした顔をする虎之助くん。
「あの…私友達とかいないし、ひとりが好きだし…かなり暗いけど・・こんな私で良かったら仲良くしてくれないかな?」
こんなことを、他人に言うのは初めてだ。
私そんなキャラじゃないし…
「…実は私もよ!集団行動嫌い。友達なんかひとりもいない。学校なんて大嫌い♪」
「本当!?」
明るい口調でいう虎之助くん。
「あんたとなら仲良くなれそう♪今から友達になった証として、あんたのこと”実乃里“って呼ぶわ」
「あはは、呼んで呼んで♪私も“虎之助”って呼ぶよ」
「“嬉しい”?」
「うん!だってこの学校に転校してきて、私とまともに口聞いてくれたのは、虎之助が初めてだよ?そんな人のことを、キモいなんて思うわけないじゃん」
「……!」
顔を上げ、キョトンとした顔をする虎之助くん。
「あの…私友達とかいないし、ひとりが好きだし…かなり暗いけど・・こんな私で良かったら仲良くしてくれないかな?」
こんなことを、他人に言うのは初めてだ。
私そんなキャラじゃないし…
「…実は私もよ!集団行動嫌い。友達なんかひとりもいない。学校なんて大嫌い♪」
「本当!?」
明るい口調でいう虎之助くん。
「あんたとなら仲良くなれそう♪今から友達になった証として、あんたのこと”実乃里“って呼ぶわ」
「あはは、呼んで呼んで♪私も“虎之助”って呼ぶよ」



