俺はどこかで期待をしていた。 あいつじゃなく、俺の傍に居てくれるだろうと。 でもキミは迷っていた。 分かれ道で立ち止まっていた。 今、目を閉じれば鮮明に蘇る。 確かに幸せだった日々 笑うキミがいて、 泣くキミがいて、 怒るキミがいて、 それが当たり前で続くと思っていた。 キミを失うのが怖かった。 自分のことばかり考えていたんだと思う。