「親御さんは…?」
「わかりません…私がどうしてこの時代に来てしまったのかも……。」
はぁ、と溜め息がでた。
本当に、どうしてあたしはこの時代に…?
せめて平和な平安時代とかそこら辺がよかったなぁ…
なんで寄りによって…。
さっきから土方さんと沖田先生は黙ってる。
正確に言うと、沖田先生はお菓子を一生懸命たべてるだけなんだけど。
「………な、……」
「近藤さん?」
「………なんて不憫なんだ神崎くんっっ!!!」
近藤先生はそう叫ぶと、おいおい泣き始めた。
あたしの肩をガクガクと揺らしながら。
え?なんで泣くの?
泣く要素どこにもない気が……。
「神崎くん、良い嫁ぎ先と奉公先を見つけてあげるから、暫しここに住むといい!!」
「「「はぁぁぁ!?!?」」」
沖田先生、土方さん、そしてあたしが同じタイミングで叫ぶ。
いやいやいやいや、いきなり見ず知らずの少女が、『未来からやってきましたえへへ~(*´∀`)』って訳わかんないこと言ってんのに!?!?
「近藤さん、そりゃあまりにも無理があるぜ!?もじこんな゙のを屯所内に住まわせたら、隊の士気にも関わるんだぞ!」

