荷物をテントの中に詰め込んで、衛星電話でベースキャンプに助けを呼ぶと、あとは何もすることがなくなった。 ただ、応援が到着するのを待つだけだった。 救助はこの砂嵐が止まないと来なかった。 そして、いつ止むかわからなかった。 何もかもわからないことだらけだった。