「は、え……」 いまいち状況を理解していないらしく、辺りを見渡していた。 「あんた……っ!!」 あたしに気づいた姫があたしに掴みかかろうとした。 しかし、あたしは… 「姫、あの音は秘密ですよ。」 そう言えば、顔を真っ青にして黙った。 「顔が真っ青ですし、体調が悪いのでは?? 今日は帰った方がいいのでは??」 あたしがあくまでも猫かぶりでそう言えば、 放心状態だった総長はあっさり 「そうする。」 と言って立ち上がった。