不思議に思って見下ろせば、さっきより も苦しそうにした棗が居て。 あ、そうだ! さっきまで棗が苦しそうだったんだ! さっきの轟音も、こんな状態の棗を見れ ばすぐにわかる。 ……多分、ベッドから落ちたんだ。 「棗!大丈夫!?」 そう言うと、ブルッと棗は震えて。 「さみぃ……」 そう言った……けど。 棗の顔はどっからどうみても赤く火照っ ている。 「もしかして……熱?」 そう呟きながら棗の額に触れると、棗が ピクッと跳ねた。