東野くんは前の高校でもバスケをやって いたらしく、ここに転入してからすぐに バスケ部に入った。 今やバスケ部の爽やか王子様、なんて呼 ばれる存在だ。 私がそう尋ねると、東野くんは少し照れ たように笑った。 「いや、特別に休み貰ったんだ。……ち ょっと柏木に付き合って欲しくて」 ……私? きょとんと首を傾げる私に、東野くんは 口を開いた。 「女の子にあげる誕生日プレゼントを、 柏木に選んで欲しいんだ」 女の子!? そう聞いて、思わずテンションが上がる 私。 「それって彼女!?」 「え」