どうやらもう、棗の支配下にあるようで
す。
ズササッ!!と音が出るくらいに勢いよ
く横に飛び退いた私の隣に、棗はドカッ
と腰かける。
それからちょっと私を睨んだ。
「……つーか、いつになったら犯される
の、あんた」
……はぁ!?
「何いってんだこの変態!あんたは私を
犯したいの!?」
「別に。」
なんなんだよ!
ムッとしながら棗を見ていたら、それに
気付いた棗が、ニヤッと笑った。
「何?不服なんだ?俺に抱かれたくなっ
ちゃった?大胆な女」
そう言われて、みるみると上昇していく
体温。
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