「はぁ…」 まだ肌寒いこの季節 吐息を吐けば白い煙がふんわりと出てきた 「おいっ」 後ろから大好きな彼の声が聞こえた 「おはよう」 ちょっとでも可愛く思ってほしくて笑顔で挨拶をかわした 「昨日も言ったけど午後からバイトでちょっとしか遊べないからな」 わかってる 私よりもバイトが優先なのは当たり前。 だって彼女でもないのだから…